ストリートプリント
ストリートプリントとは
ストリートプリントとは、既存又は新設のアスファルト舗装の表面を再加熱し、石畳やレンガ敷きのように美しく加工する工法です。
アスファルトは、数々の優れた長所を誇る舗装材ですが、「劣化しやすい」「見た目がつまらない」という難点がつきものです。
しかし、ストリートプリントを用いれば、見た目が美しく耐久性に優れたアスファルト舗装が実現します。
ストリートプリントは、アスファルトの欠点を劇的に解消し、付加価値を創造する最先端の景観工法です。
ストリートプリントの4つの特徴
1 美しい景観を創造できます。
様々なパターンとカラーの組み合わせで、あらゆるランドスケープ・デザインのご要望にお応えします。
2 経済的で維持費が抑えられます。
汚れにくく雑草も生えず、剥がれやガタつきとも無縁のため、メンテナンスに手間がかかりません。
3 部分補修も継ぎ目がありません。
路面加熱装置を使うことで部分補修が簡単に行えます。配管の埋め戻し工事があっても、新設時と同様の美しい仕上げが再現できます。
4 アスファルト路面の寿命を延長します。
ストリートボンドコーティングが散布された舗装面は、何もしないアスファルトよりも大幅に寿命が延びます。美しいだけではないのです。
ストリートボンドの7つの性能
路面の塗装には、純正品の路面強化着色剤「ストリートボンド」を使用します。
舗装材のコーティング材には、耐久性、柔軟性、防滑性、耐候性、耐薬品性、耐アルカリ性、環境性という7つの性能がバランスよく求められます。
たとえ6つの性能が抜群であっても、たった1つの性能が劣ってしまえば、他の6つの性能も十分に発揮することができません。
ストリートボンドはこの7つの性能をバランスよく満たすように作られています。
1 優れた耐久性
強固なことで知られるエポキシ樹脂をベースに、その弱点をアクリル樹脂で克服することにより、抜群の耐久性を得ることに成功しました。また、常に湿潤状態で使用しても、抜群の耐久性・耐摩耗性を誇ります。
2 動きに追従する柔軟性
アスファルト路面はコンクリート舗装と異なり、温度変化や圧力により大きく動きます。路面の動きに対して柔軟に追従するフレキシビリティーを持つために、ひび割れの発生が激減します。
3 安心の防滑性
独自の骨材配合で、抜群の防滑性を持ちます。乾燥時にも湿潤時にも安定した防湿性で、車両も歩行も安心です。
ストリートプリント | インターロッキング | テラゾー(人造大理石) | 磁器タイル | 天然石(粗面仕上) | |
乾燥状態 | 75~92 | 60~65 | 20~25 | 50~55 | 90~95 |
湿潤状態 | 65~79 |
45~55 |
5~15 |
15~20 | 10~15 |
乾燥状態 | 湿潤状態 | |
ストリートプリント | 75~92 | 65~79 |
インターロッキング | 60~65 |
45~55 |
テラゾー(人造大理石) | 20~25 |
5~15 |
磁器タイル | 50~55 |
15~20 |
天然石(粗面仕上) | 90~95 |
10~15 |
4 耐候性
直接紫外線にさらされても退色が起きにくい耐候性。長期間にわたり美しさを維持します。
5 優れた耐薬品性
アスファルト路面は、ガソリンやエンジンオイルなど様々な薬品類により侵されます。ストリートボンドがコーティングされることにより、路面の劣化を防ぎ、耐久性が大きく向上します。
6 耐アルカリ性
アスファルト路面用に開発されたコーティング材ですが、耐アルカリ性も証明済みです。コンクリート路面にもコーティングが可能です。
7 環境性
ストリートボンドコーティングは水性で溶剤を含まず、人や環境に害のないように配慮されています。ストリートボンドでコーティングされたアスファルトはリサイクル可能です。
弊社が会員であるストリートプリント工業会のHPにて、更に詳しい情報を掲載しております。
ストリートプリント工業会